メディヴァでは、マッキンゼー時代のノウハウと、自らが医療機関経営に携わってきた経験を活かして、多様な病院コンサルティングを実施しています。メディヴァが大事にしているコンサルティングのコンセプトは、“客観性”、“データと分析”、“現場感覚”です。コンサルティングは、病院経営における問題・課題を分析し、対策を処方し、実際に実行を支援して初めて完結します。そのため、客観的な視点から、できうる限りの経営情報をデータで集め分析し、そして各医療機関特有の現場感覚を大事にしながらアクションプランを立案し実行していくことになります。データだけでも、現場感覚だけでもない、その融合した新しいコンサルティングを行っております。
我々が、特に手がけているのは、下記のコンサルティングです。

大学病院に勤務しつつ代々続く病院を経営されていた理事長より、経営が芳しくないとの相談を受けてプロジェクトがスタート。元々は産科で創業している理事長が大学で勤務していることもあり、別に院長を雇い運営を行っていた。外来患者は透析なども行いつつ内科患者が殆んどであるが、借入金の返済も困難な状況となっていた。
まずメディヴァが取組んだのは、市場調査により地域住民のニーズを整理した。調査の結果、産科のニーズが非常に大きいことが分かり、もともと産科病院であったことや理事長・ご子息が産科医であったことから、メディヴァは事業継承を含めた内科診療から産科への転換を提案した。理事長らが当案に賛同し、当案の実現に向けて進むこととなった。
事業計画には、これまで雇っていた院長には勇退して頂き、助産師など新たに必要なスタッフの採用、建物の改修、プロモーション実施などが織り込まれた。事業計画をもとに、当時借入していた金融機関に追加融資の相談をしたが、追加融資の許可は下りず。借入金全額と追加融資分を含めた借入先を新たに探すこととなった。
結果、綿密な事業計画より借入先金融機関の確保に成功し、内科から産科への転換を実現。1年間はプロモーションに追われつつも着々と集患していき、現在では外来数を150人/日となった。収支はこれまでと逆転し、借入金を前倒し返済するまでに至り、借入も5年間で1/3となった。分娩件数に至っては、0からのスタートでありながら5年目で700件が見えてきた。今後は、更なる女性専用婦人科乳腺科の病院として進化を続けていけるよう構想している。
病院、老健等を運営していた医療法人が、PETセンターを設立したものの、集患がうまくいかず全体の資金繰りがショートした。その結果、民事再生に突入し、スポンサーを募集。地域の大規模民間病院がスポンサー候補となるべく、メディヴァに相談が持ち込まれた。
メディヴァの業務はスポンサー候補の大規模民間病院と共に事業デューデリジェンスの実施、事業譲渡の仲介、および裁判所、債権者対応などの支援を行った。
事業デューデリジェンスの結果、県内に唯一のPET施設でありながら、周辺の医療機関との連携不足によって、患者紹介が進んでいないことがわかった。また、過剰な設備投資(豪勢な設備、輸入デザイナー家具等)による負債も返済負担を大きくしている一因であった。
その点、地域の大規模病院がスポンサーとなれば、地域の医療機関や大学との連携は円滑に進む可能性が高いことがわかり、債務処理を行えば事業化できると判断し、交渉が始まった。
その後、再生計画の策定等を経て、クライアントの大規模民間病院が優先交渉権を獲得。スポンサー価格やスキームにも双方合意を得られていたが、最終的にはこの病院が自主再生の道を選択し終了となった。
「売り」のある施設ではあったが、過剰な投資、営業努力の不足によって、民事再生となった病院であったため、逆に民事再生によって債務が減り営業強化が図れそうだったことが、再生のポイントであった。

都内の大学病院に勤務するご子息が、院長の世代交代にあわせて老朽化した病院の建替えやその後の健全経営運営について、メディヴァに相談を持ちかけたのがプロジェクトの始まりだった。その病院は代々続く、周辺地域唯一の病院として中核医療施設として位置づけられていた。しかし健全経営を行うため、病院の方向性に悩んでいた。
メディヴァが取組んだのは、市場調査から事業計画策定までの業務。診療圏調査から始まり、紙カルテからの病院の現状分析(患者特性、疾病、単価など)、新棟計画のための大手設計事務所の選定支援、金融機関からの融資のための事業計画書策定を行った。
中でもシミュレーションにおいては、先生の専門性と地域のニーズに合わせた計画を行いつつ、病院の方向転換が可能な戦略的事業計画を立案。医師の勤務表を作成するまでの詳細(外来患者数の変動、高額医療機器の有無、スタッフの採用状況など)かつ厳密な分析・検証を行いつつ、病床種別や規模などのパターン解析による検討を行い、病床規模設定を行った。
結果、目指すべき病院の方向を示すことができた。さらに病床規模数が少ないながらも大手設計事務所へ低価格で設計を依頼でき、数億円規模を金融機関から融資を受けることが可能となった。
- 受注年度
- 病院名
- 病床数
- 業務内容
- 平成21年
- 民間病院(東京都)
- 約100
- 都内有数の産婦人科病院の建替え、基本戦略、事業計画、不動産交渉
- 平成20年
- 民間病院(愛知県)
- 約50弱
- 急性期病院の経営分析、患者満足度・従業員満足度調査の実施、中期経営計画作成
- 平成20年
- 民間病院(愛知県)
- 約50弱
- 老朽化した病院施設を、理事長・院長の世代交代にあわせて建替え
- 平成19年
- 民間病院(東京都)
- 約300
- 病棟新築・移転にともなう事業計画の評価、資産流動化スキームのチェック
- 平成18年
- 民間病院(大分県)
- 約100
- 某病院による民事再生病院のスポンサー支援、事業DD、交渉アドバイザー
- 平成19年
- 市立病院(兵庫県)
- 約400
- 病院PR・マーケティング戦略立案
医師・スタッフ募集の業務代行
- 平成18年
- 市立病院(大阪府)
- 約300
- 病院経営のベンチマーク、評価
使命・政策評価
- 平成18年
- 町立病院(長野県)
- 約100
- 病院PR・マーケティング戦略立案
医師・スタッフ募集の業務代行
- 平成18年
- 民間病院(東京都)
- 約100
- 病棟閉鎖支援 (退院支援、再就職支援、行政対応)
- 平成18年
- 民間病院(宮城県)
- 約50
- 事務長採用代行
業務改善
- 平成18年
- 民間病院(埼玉県)
- 約120
- 病院経営評価、事業評価
- 平成17年
- 公的病院(東京都)
- 約120
- 外来業務調査、各種改善策立案
- 平成16年-17年
- 民間病院(東京都)
- 約50
- 内科病院の産婦人科病院への転換
コンセプト設計、資金調達等
- 平成16年-17年
- 町立病院(岩手県)
- 約50
- 町立医療施設等基本構想策定
- 平成15年-17年
- 民間病院(東京都)
- 約300
- 新病院、PETセンター設立に関する基本構想策定、営業支援
- 平成16年
- 民間病院(愛知県)
- 約100
- 来院患者分析、周辺市場調査
- 平成15年-16年
- 民間病院(東京都)
- 約100
- 病棟新築基本構想策定支援
地域連携、営業支援


